塾なし受験道~偏差値72の公立高校合格!!~

公立高校の受験に塾は必要?市販問題集で高校受験を乗り切るための知恵ブログ

塾に行っても成績が上がらないとき(塾の活用法)

「塾に行ってるのに,成績が上がらない」という話を耳にします。

何が原因なのでしょうか?

 

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塾の「面倒見」を過信してはならない

 

実は,塾なしで高校受験を乗り切ろう,と考えたきっかけは,

タイが小学生のときに数日間の塾の夏期講習に参加したことでした。

なぜ参加することになったかというと,当時タイ読んでいた小学生新聞に

中学受験の特集が載っていて,自分も中学受験をする,と言い出したからでした。

4月からずっと自分で「予習シリーズ」という受験用のテキストを毎日勉強していたのですが,ずっと「塾に行きたい」と言い続けたので,試しに数日間だけの夏期講習に参加させて様子を見ることにしました。

 

本人はとても楽しく通っていたのですが,最後の日になってタイの塾のテキストを何気なく開いてみたら,なんと真っ白でした。

いえ,授業中に解いたらしき問題には書き込みがありましたが,ほかは一切真っ白だったのです。

「宿題は出なかったの?」

と聞くと,

「やってもやらなくてもいいって言ってた」

とタイ。

その瞬間,塾は少なくともこの子には向いていない,と思ったのでした。

数十人の子供をいっぺんに教える塾に,一人ひとりの家庭学習の進度の確認とフォローまで期待するのは過度な期待というものだったのです。

 

塾に向いている子

努力体質がある 

タイは塾には向いていないと思ったのですが,今でもナオなら塾に向いているかもしれない,と思っています。

 

塾に向いている子かどうかを判断するには,学校から出されている宿題のこなし具合を見るといいと思います。特に,毎日出されている宿題を,だれに言われなくてもコツコツと進められるか。また,範囲を定められずに,「どんどん進めておく」ように言われた課題を,自らの意志で進められるかどうか。これを自分でできる子どもならば,塾の恩恵を受けやすいでしょう。努力する体質がすでに備わっていますから,塾の課題に応えてある程度結果を出すことができるでしょう。

 

自己分析力

コツコツ課題をやっているのに,成績が上がらない!という場合。

さらに上級の能力が求められます。それは,自己分析力,つまり帰ってきた答案を分析して,自分が何を理解していないから問題を間違えたのかを考え,次に同様の問題が出たときに間違えないためにはどうすればよいのかを考える能力です。

 

努力体質があっても,この自己分析能力がなければ成績が飛躍的に伸びることは期待できないでしょう。そして,この自己分析力こそ,社会に出たときに役に立つ能力です。塾に行って出された課題をこなしていても,自分を分析して自主トレをしなければ,塾を最大限活用することはできません。もっと言えば,この自己分析力が高ければ,塾など行かずに家庭学習で公立高校対策は十分可能です。むしろ,ぜひ塾などに頼らず,その力をさらに高めて将来に役立ててほしいくらいです。

 

塾は数十人を一度に教えます。一人一人がどこでつまずいているか,細かいところまでは面倒を見切れません。実は,塾どころか家庭教師に教えてもらうときでさえ,自己分析力を活用せずに力をつけることはできません。「力」というのは,公立高校入試で高得点を取るための力ではなく,将来より高度な教育を受ける高校の授業をについていき,大学入試を突破し,就職活動で成功し,社会で創造的な役回りを果たしていく力です。

 

高校受験はそのような力を育むよい機会です。塾に行っていていも,いなくても,そのような力を伸ばさずにトップ公立高校に合格することは難しいでしょう。

 

自己分析力の伸ばし方

実は,この力の有無や程度は幼稚園のころにはすでに表れています。生活を観察していると,分析力のある子どもはすぐに自分の失敗から学び,新たな方法を模索します。

 

生まれながらの能力でもあるように思いますが,環境によって幾分か伸ばすこともできるでしょう。小さなことから始めましょう。まずは,一番最近行ったテストの答案を見返し,間違えた一つ一つの問題について,なぜ間違えたか,その原因を答案に赤ペンで書きこんでみましょう。計算間違いなのか,公式を覚え間違えているのか,解き方がまったく分からなかったのか。計算間違いなら,どんな計算間違いなのか。繰り上がり計算のミスか,プラスマイナスの符号の間違いなのか。符号の間違いなら,何が原因なのか。とことん間違えた原因を追究して,それを解答用紙に書き込みます。書き込んでいるうちに,自分の間違いのパターンや,弱い分野がわかってくるでしょう

 

弱点が分かったら,次はそれを克服します。符号間違いが多いなら,符号のついた計算ばかり解きます。証明問題が不得意ならば,もう一度教科書や参考書をじっくり見返しながら,もっとも簡単な問題から解いていき,どこからつまずくのかを調べ,わかったらとことんそれに関係する問題を解いて弱点補強します。そのためには,別の問題集が必要かもしれません。また,どうしても理解できなければ,学校や塾の先生にたずねましょう。塾の力を活用するには,質問するのが一番です。家庭学習と塾の違いはそこですから。


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