高校受験・過去問対策【合格最低点未満!?分析してみた】

過去問

1月2日に始めた公立高校の過去問。

この半年間『全国高校入試問題正解』をひたすら解いてきた結果やいかに!?

前回は,どきどきの初回の点数について書きました。
>>「初めての過去問の点数」はこちらから。

今回は2回目の過去問の結果を分析してみたいと思います。

第二回過去問の結果

本人の目標点数配分:

当日はこのような点数配分を目標としています:

【合格最低点】380点

【教科ごとの目標点数配分】

  • 国語:70点
  • 数学:65点
  • 英語:90点
  • 理科:75点
  • 社会:80点
  • 合計:380点

【結果】

  • 国語:70点→56点(未答12点分)
  • 数学:65点→59点
  • 英語:90点→76点(未答21点分)
  • 理科:75点→84点
  • 社会:80点→78点
  • 合計:380点→353点(未答33点分)

過去問の分析

さて,過去問は最高の問題集ですから,

解きっぱなしではあまりにももったいない。

しっかりと中身を精査します。

課題

やや合格最低点に足りません。

前回が上出来すぎたので,本人の実力と課題がよく反映されています。

特に,国語と数学が悪い。

国語は未答12点分があるとはいえ,平均点を少し上回っただけです。

とはいえ,今から国語対策に時間を割くのは非効率というもの。

国語は当日の目標点70点を取れないことも十分想定して,

ほかの科目で点数を取るしかありません。

次に,数学。

目標点64点に5点足りません。

5点ということは,最初の小問集合の小問1問分です。

分析

よく見直してみると,問題を解きすぎている!

え?たくさん解いたのだからいいだろう?

いえいえ,数学はナオにとって一番の不得意科目なので,

「最低限の問題数を解いて確実に正解する」という作戦です。

つまり,一定数解き終わったら,欲張らずにまず見直しをする!!

そして,最低限解かなければならない問題で確実に得点する。

それから,残りの問題の中で最もできそうなものに焦らずに取り組み,

点数を積む。

ナオが模擬試験でこの方法を忠実に実践するようになってから,

数学の点数が安定して64点または69点取れるようになりました。

偏差値62の高校を目指しているわりには低い点数ですが,

ナオの住む都道府県の公立入試の数学は

例年平均点50点を割り込む難しい問題ですので,

ナオにとっては64点満点と考えています。

過去問をよくよく分析してみると,

毎年,一定の偏差値の生徒が同じような点数が取れるようになっています。

しかも,大問の何番までは解けて,何番は捨て問だ,というのも

過去問と実際の正答率を眺めていると分かります。

重要なことは,毎年のその傾向を見極め,

自分にとっての満点を知ることです。
>>「偏差値ごとの戦い方の違いに要注意!!」はこちらから。

偏差値60の生徒が無謀かつ無計画に最初から全問解けば,

途中で時間切れになるのは当然です。

ところが,ナオはそれをしてしまいました。

模擬試験では忠実に作戦を実行していたのに,なぜ!?

と思ったら,この過去問は5年ほど前のものだったため,

現在と大問の数などが違って戸惑ってしまい,

焦って全部解こうとしてしまった,というのです。

なるほど。よい経験をしました。

模擬試験はあくまで去年の過去問を参考に構成しています。

今年から新たな構成にならないとも限らないのです。

そうなったときにも焦らずに,

確実にできる問題を解き終わったら見直す!!

これを貫くことが肝心です。

さて,国語が目標点に今一歩届かず,これ以上対策も難しいので,

別の教科で得点しなければなりません。

どの教科で!?

社会でしょう。

社会はもっとも47都道府県の過去問をやりこみ,

暗記にも時間をかけてきたのですが,

いまいち奮いません。

47都道府県過去問のやり直しと

文化・年号などをまとめたノートの暗記をしようと考えています。