【中学生の春休みの勉強法】新学年の実力テストで偏差値を5-10上げる!!

実力テスト

あっという間に学年末です。

新生活が始まったと思ったらよく分からないうちに1年が終わってしまった中1の皆さんにとっても,

中学生活にも慣れて謳歌していたら,いつの間にか来年は受験生になってしまう中2の皆さんにとっても,

春休みは挽回のチャンスです!!

しっかりと地固めをして新学年に臨み,新学年はじめの実力テストで高得点を目指しましょう。

自分の実力を見つめる

これまでに受けたテストを全部出してきて,眺めてみましょう。なければ,一番最近のテストだけでもかまいません。

赤で×がつけられたテストを見るのは気分のいいものではないかもしれませんが,まずは自分が今どこにいるのかを知らなければ,目標値までの道のりも分かりません。

評価する

じっと眺めたら,自分を評価しましょう。

(例)国語:漢字の失点が多い。

古文が苦手。

数学:文章問題が不得意。

図形は得意だが,関数は苦手。

目標を立てる

自分の実力を適切に評価したら,次は,自分がどうなりたいか考えましょう。具体的な目標を立てます。このときに,次回の実力テストの点数や偏差値を目標とするとよいでしょう。なぜなら,次回の定期テストの出題範囲はま未習なため,春休みにできることは多くありません。

また,中学生の最終目標は高校入試であり,高校入試で測られる学力を最も表し出すのが,実力テストだからです。高校入試に範囲はありません。実力テストも然り。

いくら一夜漬けで定期テストの点数を稼いだとしても,それは高校入試につながる学力の向上とは無縁とは言わないまでも,関連性が低いのです。

ですから,次回の実力テストで何点取りたいのか,偏差値いくつ出したいのか,目標を立てましょう。

対策を考える

特定の苦手分野がある場合

中間テストは点数がよかったけれど,期末は悪かった,というような場合。不得意分野を徹底的に訓練する。教科書や参考書をよく読んで理解した後,学校ワーク等の基本問題で基礎を固める。基礎が固まったら,市販の教材を使って定着させる。

全般的にできない場合(偏差値55未満)

おそらく,勉強時間の絶対数が足りていません。学校のワークもしっかりと解いていないのではないでしょうか。まずは,学校のワークの間違えた問題をすべて解きなおします。

それでも間違えた問題にはしるしをつけて,1周解きなおしが終わった後,再度解きなおします。それでも間違えたら同じことを繰り返し,学校ワークの問題が出題されたら100点が取れるようにします

実力の底上げをしたい場合(偏差値55以上)

偏差値55以上取れている人は,きっと学校ワーク以外にも問題集を使っていると思います。学校ワークの問題の解きなおしだけでなく,その問題集で今までに間違えた問題をすべて解きなおしましょう。間違えたら何度でも解きなおし,完璧に解けるようにします。

予習について

復習ばかりで予習はしなくてもいいの?と思うかもしれません。

中1生は予習は必要ありません。復習を徹底させてください。

中2生の内,現時点で実力テストの偏差値が60に満たない人,あるいは定期テストの平均合計点が420点を下回る人は,予習の必要はありません。徹底に復習して,受験勉強の土台を作りましょう。

偏差値60以上,あるいは定期テストで平均して420点以上を取っている人も,まずは復習を行います。そのうえで,先取り学習をしてもよいでしょう。先取り学習について詳しくは,「高校受験必勝勉強方法~志望校に合格しよう!~」に書いています。

「春休みの勉強」と書きましたが,3学期の修了式を待つ必要はありません。学期末テストが終わったら,もう春休みだと思いましょう。しっかりとした土台を作って,飛躍しましょう!!

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